『お花で巡るタイの文化』 お花の文化博物館
バンコクの駐妻 チョンプーです!!
タイの街角で見かける色鮮やかなもの。フルーツ屋台や洋服、タクシー、お花もまたその1つ。
南国特有の華やかな色あいは、見るだけで自然と気分を高揚させてくれる。
そんなお花たちの視点から、タイの文化や歴史に触れられるのが『花の文化博物館』(The Museumof Floral Culture)。昨年の8月に開館したばかり。
ふだん目にするタクシーや祠の先にあるプアン・マライ(花輪)やプーム・ドックマイ(花飾り)と
呼ばれる昔ながらの伝統的なものの成り立ちや、作り方。
タイのフラワーアレンジメントの走りは…?なんていう謎解きを、ガイドさんの案内で辿る歴史のプチ旅行。その流れに乗って、世界(バリ、インド、ラオス、チベットなど)の花遣いまで広がってゆくところが面白い。もちろん日本の華道も忘れずに!
コロニアル調の室内でとりどりの世界を楽しんだ後は、お庭で徐々にクールダウン。
敷地内の植物を見渡せば、年中暑いし季節がない~~と感じがちな目にも南国なりのゆったりした季節の移り変わりがあることを思い出せさてくれる。
よく見る~たまに見るけど知らない植物の名前をガイドさんに聞いて驚いたり喜んだり。
珍しい木や植物の実をじっくり眺めたり。気がつけばあっという間に流れる時間…。
さらに心地よさを満喫するには、併設のカフェで一休み。ここでもまたプチトリップへと誘って
くれるお茶とお菓子。至れり尽せり、なのにゆるやか。ゴージャスではないけれど、ぜいたくに
流れる時間を過ごすには、ちょっと足を延ばすのもアリかも。
訪れたのはちょうどタイ桜(ターベーブーヤー、和名:ノウゼンカツラ)の季節。
日本の桜とは違うけれど、散り敷くピンクにハッとしたのも久しぶり。
暑季―、タイはこれからゴールデンシャワーの季節です。
The Museum of Floral Culture(お花の文化博物館)
315 Samsen RoadSoi28, Yaek Soi Ongkarak 13, Dusit,Bangkok10300
Tel:02-669-3633~4 10:00~18:00(月休み) 入館料:150バーツ(お茶菓子付きセット券もあり)
ガイドツアーにて見学:英語、タイ語。※日本語は毎週水曜日10:00~と13:00~の約45分
(ただし、2013年3月20日は日本語ガイドツアーがお休みになります。英語・タイ語あり)
室内は撮影禁止。 www.FLORALMUSEUM.COM
(行き方)BTSアーリー駅3番出口下車からタクシーが便利。約15~20分で片道約80バーツ程度。
(渋滞状況により変動)。場所が少々わかりにくいため、上記サイトから地図のご用意を。
『地元にふれる水上マーケット』
バンコクの駐妻 チョンプーです
春休み、冬休み、年末年始は一般的に観光客が増えるシーズン。
加えて「海外に知り合いが住んでいる」ともなれば、家族・親戚・友人なども次々に遊びにやって
くるのが常。そんな時、在タイ者は臨時添乗員ばりに張り切ってしまうのもお決まりのこと。
先日、久しぶりの海外!&初めてのタイ!!という友だちが来タイ。
日本は南国とは違う時間が流れているので、滞在中の日程はほぼこちらに一任。
あれこれ考えて、彼女の希望も加えてチョイス。
定番のワット・ポー、ワット・アルン、アユタヤ半日観光(ゾウ乗りも)にタイ料理。
フット・マッサージ、ニューハーフショー、お買いものと王道をまっしぐら。
これにちょっとヒネリを入れて、国立博物館、ジム・トンプソンハウス見学をプラス。
最後は「地元っぽいところを見たい!」との希望に応えて、線路市場とタリンチャン水上マーケット。
メークロンの線路市場(http://etabi.nissin-trvl.jp/featured/thailand/tetsuko/ )は今回3度目。
一方、タリンチャンは実は初めて。ボート・ツアーに乗るつもりで時間節約。タクシーで現地まで
行ってきょろきょろ。
ツアー窓口を見つけてその場で申し込めばOK。
ただしこのマーケット自体土日しか開いていないところなのでご注意を。時間帯、曜日によってツアー内容が多少変わるとの噂。参加したのは、朝10時半から約2時間のツアー(大人ひとり99B≒約300円)。
なまずの餌やり、蘭ファーム訪問、カオ・ラム(蒸したもち米に小豆の入ったおやつ)売り場、お寺を1,2か所廻って元の船着き場へ。
途中停泊した先で買い食い(乗船前にしっかり調達済…笑)&散歩も楽しめて、水辺で生活する人や、すれちがう他のボートのお客さんと手を振りあうのも多生の縁。強いて言うなら、ボートの座席の板が長時間座るとお尻がちょっと痛くなるのだけが玉にキズ。
下船後は、お待ちかねのランチタイム。船の上で調理してくれる様子を眺めた上で好みのモノを注文できる水上食堂。時おりゆるっと吹く川風を感じながらかぶりつく炭火焼のエビの美味しさ。
「あ~~、お休みの昼下がり気分♪」が一気に高まってしまうのでした。
タリンチャン水上マーケット
324,Chakphra Rd., Talingchan,Bangkok 8:00~17:00(※土日のみ)
市内からタクシーで約40分から1時間(混雑状況により料金150B~200Bくらい)。
自力でバス、タクシーを利用する際は、マーケットの名前、住所をタイ文字で書いてあるものを
用意した方が確実です。