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台湾欲張りブログ

台湾エキスパート保谷の台湾ぶらり旅・KANO~1931 海の向こうの甲子園~を観ました

Feb. 2
Post on 2015年2月2日 カテゴリー: 台湾エキスパート

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こんにちは。台湾エキスパート保谷早優怜です。

5年前に、台湾の嘉義(じゃーいー)へ行った事があります。

学生用だという嘉義の民宿に泊まりました。台湾の田舎らしい、三方を家がスタイルの古民家でした。もちろんお風呂はひとつしかないからみんなで交代で入ったし、夜は星を眺めながら中庭でバーベキュー。

昼は自転車でゆるゆると落花生工場まで行ったり、牛車に乗ったら外国人だからと珍しがって町の子供たちがついて来たりして……いつもの台北とは全く違う時間がとても新鮮でした。

嘉義の町で有名だという食堂は、蛍光灯の光が壁を青白く照らしていました。火の通った野菜が次々と円卓にどん、と置かれ、皆の箸がせわしなく動き、笑い声が絶えない晩ご飯。どの味付けも優しい薄味で、ダシが効いてておいしかった。

何もする事がない、インターネットもない夜。

ここが21世紀の風景だということを忘れてしまいそうな日々……そんな嘉義での日々を、うっとりと思いださせるような映画に出会いました。

KANO~1931 海の向こうの甲子園~

(C)果子電影

舞台はまさにその、嘉義。

日本統治時代の台湾で、連敗続きの嘉義農林高校の弱小野球部が、新任監督である近藤兵太郎の猛特訓を受け台湾で優勝、甲子園に出場するという実話を元にした映画です。

(C)果子電影

台湾映画らしい静けさと情熱をミックスした映画。私はこういう静けさや、湿気めいたものが伝わる映画が好きなんです。

連敗続きの弱小野球部が、『天下の嘉農』と言われるようになったほどの成長を遂げるその軌跡に、嘉義ナインのエース・アキラと少女との甘酸っぱい恋物語が織り重なり、そして試合を重ねるごとに異なる民族同士が励まし合い、球場が一体になっていくさまはまるで旋律をどんどん重ねゆく交響曲のようです。

(C)果子電影

1億台湾ドルを超えたら大ヒットと言われる台湾映画界で、3億台湾ドル(約10億円)を突破したメガヒット。これを観たあなたは、台北だけの旅では満足できずに列車に乗って南部へ行きたくなるはず!

(C)果子電影

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』

2015年1月24日 新宿バルト9ほか全国公開
(C)果子電影http://kano1931.com
配給:ショウゲート
出演:永瀬正敏、坂井真紀、ツァオ・ヨウニン/大沢たかお
主題歌:「風になって~勇者的浪漫~」
Rake、中孝介、ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリン(EPICレコードジャパン)

製作総指揮:ウェイ・ダーション
監督:マー・ジーシアン/脚本:ウェイ・ダーション チェン・チャウェイ
プロデューサー:ウェイ・ダーション ジミー・ファン
2014/台湾/185分/制作会社:果子電影有限公司(ARS Film Production)

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